こんにちは、ヤコです。
今日の話題は、地味にスケーターを悩ませるアイツ。
そう、しもやけです。
スケートは楽しみたい、でもしもやけが辛い・・・!
そんな大人スケーターもたくさんいると思います。
今日は憎きしもやけを予防する方法、そして悪化させないためのコツについて考えてみます!
そもそもなぜしもやけになるのか?
しもやけは寒くて血流が滞ってしまうことによって起こります。
でも、できる人とできない人がいるよね?
そう、実は遺伝的要素が大きいんだって
しもやけができやすいかどうかは、本当に体質によるもの(主に遺伝的要素)で、こどもスケーターを見ていても、できるタイプとできないタイプでぱっきり分かれます。
なので、できちゃうタイプの人はほんとうにしんどいと思います。わたしもできるタイプなので、気持ちは痛いほどわかる。痛痒いですよね……。
そして、しもやけは1日の寒暖差が10℃以上になるとできやすくなるそうです。
リンクに出入りしているってことは、もろにその環境に身を置いているわけですもんね。
しもやけを予防するには
血流を促し、温めること
まずは温めること。
お風呂でしっかり温まることがとても大切。
お湯と水を交互に足にかける冷温シャワーも効果的です。
でも、しもやけになってしまった場合、急激に温めると症状が悪化することがあるから、冷えた足をいきなり熱いお風呂にドボンっていうのはおすすめしないよ
なるほど、たしかにそれはかゆいやつ
お風呂はぬるめがよさそうだね
家では温めるようにするけど…でも氷の上にいて温めるのは無理じゃない?
ですよね。だから、リンクから上がった時が勝負。
チャンスは整氷中!
整氷中に靴を脱いで、ストレッチ&マッサージ(窮屈な靴の中で圧迫されているので血流が滞ってる!)をするのが効果ありです。足指をグーパーグーパーすると、強張っていたのがほぐれていきます。
そしてできれば、
汗をかいてしっとりした靴下を替える(濡れたままだと冷えやすい!)
替えの靴下を持っていっておくと良いですよ!
練習が終わったらすぐに温めましょう。
症状がでていなければ、靴用カイロが使えそう。あとは足首までしっかりあっためてくれる靴下です。(すでにしもやけになってしまっていたら、カイロは温かすぎてかゆみが出てしまうかも)
ビタミンEを摂ること
そして、もうひとつ効果的だと言われているのが、ビタミンEを摂ることです。
ビタミンEって何に含まれているの?
ビタミンEは、次のような食品に含まれています。
植物性食品 | 動物性食品 |
アーモンド | すじこ |
ドライトマト | ツナ缶 |
ヘーゼルナッツ | いわし缶 |
落花生 | うなぎ |
モロヘイヤ | たらこ |
かぼちゃ | はまち |
しそ | ぎんだら |
ほうれん草 | ほたるいか |
豆乳(調整豆乳) | 卵黄 |
秋ごろから意識してビタミンEを摂取しておけば、しもやけのできにくい体質に近づけるかもしれません。
貧血に注意
そして私の経験上、貧血でないことも重要だと思います。
貧血って本当にいろいろな不調を引き起こすもので、冷えの原因でもあるのです。
鉄分をしっかり摂ることってとても大事。食べ物で摂るのが難しかったら、サプリや、病院で処方してもらった鉄剤に頼るのもいいと思います!
早めの塗り薬、飲み薬
漢方薬も効果があるそうで、うちの子は昨年これを飲んでいました↓
「当帰四逆加呉茱萸生姜湯 トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ」
しもやけはできたけど、一昨年よりずいぶんマシだったみたい
舌を噛みそうな名前!
初期段階なら、市販の塗り薬や飲み薬を使ってケアすることでよくなります。
放っておかないことが大切!
お医者へGO
じぶんケアがうまくいかなそうなら、悪化しすぎないうちに受診しましょう。
ある選手は、しもやけでパンパンになった足が、お医者さんに処方してもらった飲み薬で治ったそうです。
やっぱりお医者さんに診てもらうのがいちばん。
「しもやけごときで……」と思わないで、早めに受診しましょう!
とにかくしもやけには予防が大切。
しもやけ体質の大人スケーターの皆さん、うまく予防して快適スケートライフをおくりましょう!