こんにちは、ヤコです。
今回は、ほんとのほんとに初心者でもわかるように、スケート用語の基礎の基礎から書いていこうと思います!
エッジ
まず、スケート靴にはエッジ(ブレード)が付いています。
1本の刃が付いているように見えますが、実は1枚のブレードに2本の刃があります。
4mmぐらいのブレードは、真ん中に溝が彫られていて、その両サイドに2本の刃があると考えるわけです。
そして、それぞれをインサイドエッジ・アウトサイドエッジといいます。
進行方向は前と後ろ
滑走する方向は前方(フォワード)と後方(バックワード)の2つです。これを右足(ライト)と左足(レフト)それぞれで滑るので、次の8つのパターンがあることになります。
- ライト・フォワード・インサイド(ライト・フォア・イン、RFI)
- レフト・フォワード・インサイド(レフト・フォア・イン、LFI)
- ライト・バックワード・インサイド(ライト・バック・イン、RBI)
- レフト・バックワード・インサイド(レフト・バック・イン、LBI)
- ライト・フォワード・アウトサイド(ライト・フォア・アウト、RFO)
- レフト・フォワード・アウトサイド(レフト・フォア・アウト、LFO)
- ライト・バックワード・アウトサイド(ライト・バック・アウト、RBO)
- レフト・バックワード・アウトサイド(レフト・バック・アウト、LBO)
スケーティングレッグとフリーレッグ
スケーティングレッグ=氷についているほうの足
フリーレッグ=氷についていないほうの足
当たり前のようだけど、なかなかこれが難しい
どうして?
どういうことかというと、スケーティングでは「両足で滑らない」のが基本だからです。
だから、かならず左右どちらかの足が「スケーティングレッグ」で、どちらかは「フリーレッグ」になるわけです。
あわわわ、両足ついてからじっくり体重移動してたかも……?
踏みかえるとき、両足が氷についている時間が長いと「片足スケーティングができていない」とみなされてしまいます。まずはしっかり踏みかえて、片足ずつ滑ることを意識すると良いですね。
ストローク
スケーティングの中でも、エッジで氷を押して進む動きをストローキングといいます。クロスオーバーストローク(足を交差させる漕ぎ方、クロスストローク)とオープンストローク(ハの字で漕ぐやり方)があります。
漕ぐ・押す
前でもちょっと書きましたが、しっかりエッジで氷を押し出して進むことを「漕ぐ」といいます。
クロスストロークなどでうまく氷を押し出せないと、「遅い! もっと漕いで!」と言われてしまいます。「押して!」も使うかな。
コーチ「押して押して押して押して〜〜〜〜!」
うん、よく聞くかも。
乗る
「氷に乗る」「エッジに乗る」「貸切に乗る」など、「乗る」がうまく使えるようになったらスケーターっぽいなと思います。はじめて「今日の貸切乗る?」と言われたとき、「乗るっていうんだ~~~」と思いました。今では普通に使いますが、ギョーカイヨーゴっぽくてなんだか好きです。
氷に乗って、エッジに乗って、しっかり漕ぎましょ!
スケート用語、基本のキでした!