フリマやオークションを見る前に!「フィギュアスケート靴を中古で買うときに失敗しない4つのコツ」

スケーターズアイテム

こんにちは、ヤコです。

貸し靴で滑ってしばらくしたら、マイシューズが欲しくなるものです。でも、「とりあえずファーストマイシューズは中古でもいいんじゃないかな?」という人、割といるんじゃないかと思います。

最初はそれでもいいと思います。しばらく中古で滑ってみて、「やっぱり新しいのが欲しいな」と思えるくらいにのめり込んだら、そこで新しい靴の購入を考えればいいんじゃないかな。

でも、中古の靴を買うには注意すべきポイントがあります。

まず、現物を見て触って確認できない

そして、試着できない

この問題は大きいです。
でもうまく探せばお得な中古品もチラホラありますから、次のコツを参考にしてみてくださいね。

折れてないかどうかを見極める

初心者の頃は知らなかった、シューズの「折れ」。

ナエちゃん
ナエちゃん

折れる?

ヤコ
ヤコ

こういうのだよ

こういうしわが入っているものは、中の部分が折れてしまっているので、しっかり足首を固定することができません。要するにもうヘタっている靴です。

ただし選手の中には「少し折れているぐらいの柔らかさが好き」という人もいますので、折れたら即使えないというわけでもありません。ただ購入するとなれば、おすすめできないかな。

自分で履きならして柔らかくするのと、最初から折れているのは違いますからね。

なかなかしっかり折れているのも出品されているので、これには注意が必要です。

逆に、多少の傷がついているのはある程度は仕方がないかも。
革が剥がれた部分や、ブレードが当たった跡ですね。これには目をつぶっても問題ないと思います。滑る分には大丈夫ですし、遠目だとわかりません。

ブレードが付いている場合、研ぎしろを見る

ブレードもついてる! ラッキー!
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まあまあ、慌てないで
ブレードちゃんと見た?

ちゃんと?

まずは慌てずにそのブレードを拡大して見てみてください

研ぎしろはありますか?

スケートシューズの刃は滑っているとナマクラになっていくので、定期的に研磨してもらいます。

研いでいくとだんだん刃は減っていくので、研ぎしろがなくなったらそのブレードは使えません。ブレード込みの値段で買ったのに、すぐにブレード取り換えになってしまうと悲しすぎる。

逆に、少し錆びているくらいなら、研磨に出せばなんとかなります

靴ひもフック(シューレースフック、ブーツフック)が壊れていないか

取れてしまっているのはもちろんダメですが、曲がって折れそうになっていないかも見てみてください。

スケートシューズは上までしっかり結びます。フックが使えないと困りますから、ぬかりなくチェックしましょう。

これが一番難しい。靴のサイズは自分に合っているか

子供の場合は少しだけ大きめを買う場合がありますが、オトナが大きめを買うのはお勧めしません。だってオトナは今から足が育たないから。スケート靴は窮屈なぐらいがちょうどだと言われています。

EDEAの靴についてくるトリセツにはこんなページが

EDEAのページにも↓
How can I check to see if I have the correct size?

出品者に質問することができるなら、靴の中敷きを外して実寸を測ってもらってください。(メジャーをあてた画像があるとわかりやすいです。)

で、それが自分の足のサイズ(スケートするときに履く靴下を履いて、紙の上に立ち、鉛筆でぐるっと一周して足型をとり、その長さを計測)と合うかどうかを見ます。

スニーカーなら爪先に1センチほど余裕があるのが理想だということですが、スケート靴はもっと窮屈なのが理想です。自分のスニーカーの中敷きの長さも測ってみて、スケート靴の中敷きの方がマイナス0.5センチ(~1センチ弱)ぐらいになると良いのではないかと思います。

ただし靴幅にもよります。メルカリ等でシューズを買う場合、試し履きができないのがほんとうに難点。

甲高幅広、または細身の足の方は、靴の長さで調節するのではなく、自分に合った靴幅を選択するほうが良いです

↓こちらのサイズ比較表が便利なのでぜひ参考にしてみてください。
「アイススケートプロショップマキ」参考サイズ表

フリマアプリやオークションでは、たいていの場合は返品不可となっているものです。予想と違っていた場合、その靴を自分が処分しなくてはならなくなります。

中古とはいえ、自分に合った靴に出会いたいですよね。

というわけで、フリマアプリやオークションで中古のスケート靴を手に入れるために注意すべきこと4つ。

・折れていないもの
・ブレードが付いているなら、研ぎしろがまだあるもの
・靴ひもフックが壊れていないもの
・中敷きのサイズ確認


あとは誠意ある出品者さんと出会えること。
ちょっとフリマサイトを覗いてみたら、ブレードの名前を間違えている人や、バレエ関連のタグをつけている人も。(なぜ?)

・研磨してあるか
・どのくらい履いたか
・コブ出し、またはヒート(どちらも靴が当たって痛い部分を広げる技術)をしたか

など、気になることがあれば聞いてみて、きちんとした答えが返ってくると安心です。

スケートを知らない人から買うのは少し心配。出品者さんの情報もちゃんとチェックしてみてくださいね。

健闘を祈ります!

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